ネジ締めからはじめる、SDGs HIOS Initiatives for SDGs

持続可能な開発目標(SDGs)は、2015年に国連サミットで採択され、
国連加盟193か国が2030年までに目標達成を目指しています。
持続可能な世界を実現するための17の目標と、
それを達成するための具体的な169のターゲットから構成されており、
地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
SDGsは社会全体で取り組むべき目標であり、
わたしたちも積極的に課題解決に向けたアクションを起こしていきます。
HIOSの取り組み
わたしたちはネジ締め専業メーカーとして、
創業時より地球環境とQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の
向上を目指した製品開発を続けており、
SDGsが掲げる17の開発目標と重なる部分において、今後さらに注力していきます。
すべての人に健康と福祉を
わたしたちは創業以来、「作業される皆様の安全と、肉体的な負担を少しでも軽くしたい」という想いで、
電動ドライバーとネジの開発しております。精度の高いネジを使用することは、怪我や事故の防止につながります。
また、作業性の向上は、肉体的な負荷と精神的なストレスを低減します。
わたしたちのお届けする電動ドライバーは、人間工学に基づいたデザインを採用しており、作業者の疲労を軽減します。
加えて、ネジ締めミスを電動ドライバーがエラー検出する機能など作業者の心的負担を減らす機能も盛り込んでいます。
駆動部分にはカーボン粒子の排出がないブラシレスモータを採用しておりますので、
だれもが働きやすいクリーンな環境を実現します。
エネルギーをみんなに そしてクリーンに
気候変動に具体的な対策を
限りのある資源の有効活用は、わたしたちモノづくり企業が持続的に成長していく上で必要不可欠な課題です。
精度と耐久性に優れたネジは、繰り返し使用可能なパーツです。
確実な取り外しを行うことでリサイクルにも貢献します。私たちの提供するネジ締めソリューションは、
ネジの形状からビットの耐久性までこだわりぬき、ネジ締めミスによる部材ロスを無くします。
わたしたちの電動ドライバーは発熱を軽減し、省電力で運用できるモデルを取り揃えています。
また、消耗部品をできるだけ無くし、省資源化と長寿命化を追求しております。
こうした製品開発に取り組む本社は、国土交通省が定める「BELS認定(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System)」取得しました。
オフィスの開口部や、ルーフテラスを設けるとともに、省エネにも配慮した「人と環境にやさしいオフィス」となっております。
働きがいも 経済成長も
わたしたちは、誰もがネジ締めを簡単に行える機器の開発に日々取り組んでいます。
電動ドライバー「熟練工」シリーズは、電動ドライバーを使ったことがない方でも、
熟練の職人が行うネジ締めと変わらないネジ締結が行える製品です。
「難しく、作業が覚えづらい職場」を「簡単で、作業が覚えやすい職場」に変え、働きがいのある現場を創出します。
作業性の向上は、生産性の向上にも寄与します。ネジ締結作業をお持ちのあらゆる現場において、
わたしたちの製品とソリューションがお役に立てます。
産業と技術革新の基盤をつくろう
電動ドライバーをスマートIoT化することで、生産管理から品質管理まで、
生産性向上につながる工程の可視化を実現します。
さらにオンラインで繋がることにより、世界中の生産現場との情報共有を可能にします。
また、わたしたちはロボットメーカー様、各種周辺機器メーカー様、ロボットSIer様と協業体制を構築しており、
ネジ締め工程の自動化提案も行っております。
つくる責任 つかう責任
わたしたちは半世紀に渡り、環境・安全に配慮した製品の開発に取り組み、
作業の効率化、ネジ締め品質の改善に努めております。
さらに私たちを取り巻くすべてのヒト、モノに対して悪影響を及ぼさないよう、
環境マネジメントシステムISO14001を導入しております。
また、2019年の改正RoHS指令に対応した製品群をラインナップしております。
取り組みはまだまだ道半ばですが、
わたしたちにできるSDGsを常に意識し、
全力で目標達成に向けた企業活動を続けていきます。