2006
平成18年度 文部科学大臣表彰 科学技術賞「技術部門賞」受賞
表彰業績名：リサイクルネジの開発
主催：文部科学省
このたび、弊社代表取締役 戸津勝行は文部科学省より平成１８年度文部科学大臣表彰において「科学技術賞（技術部門）」を受賞致しました。 同賞は、科学技術賞 技術部門を主旨とする経済の発展に寄与する優れた技術の開発者を対象とし贈られる賞です。
－業績－
需要が多い国際規格の十字ねじには、誰もが経験するドライバーでねじを強く締めれば締めるほど工具が浮き上がり、それ以上締めることも、ゆるめることも出来ないと云う、ねじの基本的な機能に反する重要な問題があった。本開発は、1930年来基本規格の変わらない十字ねじに着目、種々改良サンプルを試作実験、工具を先細りでなくほぼストレート等にした時、従来工具も使え、浮き上がりが殆どなく種々の機能も備えたねじ十字形状を見出した。
本開発は国際規格に互換の上、従来製造方法による製作も可能で、メンテナンス時、十字溝が崩れること無く、特に自動ねじ締め時も品質が安定する。ライフサイクルの各段階の製造、組立時は元より、特に最終廃棄時にねじ外しが容易な為、リサイクル等環境に対応している。
現在は自転車、コピー機、液晶テレビ、PC、デジカメ等の産業界に品質、生産効率、経済性向上のために大量に採用されて来ているが、今後は、すべての分野で切り替わりが期待できより広い意味での社会貢献となっていくことが考えられる。
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